それから数日後、私はなっつあんに呼び止められた。

「ごっつあん」
「なあに?」
「仕事忙しいなんてうそだべ?」
「…え?」
「ずっと仕事東京だべ?」

やばい、なっつあん怒ってる。
方言が出るときって、素に戻ってるんだよね…。

「…だったら、どうなわけ?」
「何でよっちゃんとこ行かないのさ」
「……」
「よっちゃん、すっごい凹んでるよ?」
「うそだ」
「え?」
「だって、私といるとよっすぃ〜、怒ってばっかり」
「…それが原因?」
「…え?」
「ごっつあんがよっすぃ〜のところに行かなくなったのって、それが原因?」
「……」
「ねえ、ごっつあん」
「…何?」
「よっちゃんにはごっつあんが必要だよ?」
「そんなことないよ」
「そんなことあるっしょ」

今日のなっつあんは手ごわいかも。
真剣な目で、私のことをじっと見据えて一歩も引かない。


「一緒に行くから、だから今日、この後よっちゃんのとこ行こ?」
「でも…」
「大丈夫だから」
「……」
「見てらんないの。泣きそうな顔してさ、
毎日毎日『真希ちゃんは?』って聞くよっちゃんを見てらんないの」


なっつあん、目がうるうるしてる。
…行かなきゃだめだよね…
また怒らせるかもしれないけど…。

私は観念して、なっつあんと一緒に病院へ行くことにした。

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