SIDE HITOMI


「あたし、どうしちゃったんだろ」


思わずそんな言葉が口をついて出た。
ごっちんの横顔見てたら、無性にキスがしたくなって
気づいたらキスしてて…しかも唇だよ…
思ったより長いキスになって…
唇を離したあとは、キスをする前よりごっちんのことが愛しくなっていた。
これってさ、あたしの経験上から言うと『恋』ってやつだよね?

ありえねえ…

何、親友に恋しちゃってるんだよ…。
しかも、相手は同性だよ?
言えるわけないよ。
ごっちんはそんなあたしの顔をじっと覗き込んで…
もう…
あたしは抱きしめたい衝動を抑えるのに必死だった。


会うのを避ければすむのかもしれない。
でもそうすることで事態が好転するとも思えなかった。
会わなけりゃ会いたい気持ちが募るばかりで逆効果なんだ…。

その言葉どおりに、次の日からあたしは無性にごっちんに会いたかった。
誰と一緒にいても心の奥にごっちんがいて、
そう、幼かった日に初恋をしたときのように
募る思いをもてあましていた。
あたしは、そう言うのを心に秘めてるなんて性に合わない。
今度…
今度会ったら、ちゃんと言おう。
このイレギュラーな気持ちを、ちゃんと。

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