翌朝、「真希、真希」って呼ぶ声に目をあけたら、
私はひとみのベッドで、ひとみと折り重なるように寝ちゃってて…。
かなり恥ずかしいんですけど。


「ご、ごめん」
「ううん、あたしこそ。昨日真希の膝で寝ちゃったんでしょう?」


二人してテレて、馬鹿みたいだよね? 私たち。




朝食の時、ママが私にバイトを頼んだ。

「来月またお願いしたいんだけど」
「来月?いいよ」


私はたまにだけど、ママがデザイナーを務めるブランドのショーにモデルとして出ていた。
不思議顔のひとみに説明しようとしたら「あ、ひとみちゃんもお願いね」だって。



「バイト?ショーのお手伝い?」
「うん」


きっとひとみは勘違いしてるんだろうな…。


「何すればいいの?受付?」


ほらね。


「違うよ、モデルだよ」
「そっか、モデルか…って、えええ!」
「ママが今手掛けてる新作ね、二人にぴったりなの」


ママはもうウキウキだ。


「明日、美容室行ってきて?夜にプレス用のスチル撮りするから」





そういわれて今、私たちは美容室に向かっている。
ひとみは何か暗い。


「どうしたの?」
「人前に出るの苦手なのに…」



あら、それでおとなしかったんだ…。


「大丈夫だよ、私も一緒じゃん」


安心させようと私はひとみの手をそっと握ってみた。


「うん、ありがと」


ぎゅって握り返してくれたひとみ、嬉しかったな。




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