家に帰ったひとみは、夕飯に殆ど手をつけなかった。
青白い顔をして何かに怯えた目をしてて。
夕飯を終えて部屋に戻った私から、少し離れた所に座った。


「真希…」
「何?」
「あたしの本当の姿…」


そう言って見せてくれたポケットアルバム。
中はいろんな女の子とひとみのツーショットばっかり。
そこに写っているひとみは金髪で…。


「…わけわかんないんだけど…」


写真の中のひとみと、イモねえちゃんなひとみがどうしても繋がらなかった。


「自分を変えたかったんだ」
「え?」
「モテるって言われていい気になって、
女の子とっかえひっかえみたいなことして…。
だからパパの再婚が決まった時、チャンスだと思った。
自分のことを誰も知らない街へ行くんだからリセットしようと思って…」
「だからあんないけてない格好してたの?」
「言葉悪いけどさ…女除けだった」
「女除け?」
「モテたくなかったんだよ…外見で判断されるのイヤだった」
「なんで言ってくれなかったの?」
「言うタイミングなくしちゃったんだ…ごめん」


それだけ言うとひとみは部屋を出て行った。
私は追い掛けなかった
。 今日一日いろんなことがありすぎて、頭の中がパンク寸前だった。
ひとみが実はタラシで、イケてる子で、恋愛対象は男じゃなくて女で…。

あぁ、
もぉ…
寝よう…。


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