でも、私生活の居心地がいいぶん、
学校が相対して恐くなった。
さすがにぐだぐだのところは見せたくなくって、
あたしは早めに麻琴の家を出た。
いつもの拒否反応と公園で戦って。
まわりがみんな引いた目で見ていく。
きっと朝帰りの酔っ払いとか思われてるんだ。


ちくしょう…
つらいよ…。


麻琴のとこに戻ろうか…
いや、こんな自分を見せたくないよ。
そんな時、頭の中に浮かんだのは他でもない、
あの子の顔だった。
初対面からすんなりあたしに馴染んだ初めての人。
また偶然に会わないかな。
やっぱ無理だよね…。
学校行けば会える。
それを支えにあたしは力を振り絞った。

くらくらする、
気持ち悪い。

だけど、あの子の笑顔が見たい一心であたしは駅へと向かった。
あと少しで駅だ。
と、その時、肩をぽんと叩かれる。


「あ…後藤さん…」


そこであたしの意識が途切れた。
次に意識が戻ったとき、
あたしは全く知らない部屋に寝かされていた。

後藤さんがあたしの背中に手を伸ばしてさすってくれてる。

「気がついた?」
「うん…ごめんね」
「びっくりしたよ?いきなり倒れるんだもん」
「申し訳ない…でさ、ここどこ?」
「わたしんちだよ」
「後藤さんち?」

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