約束の時間に待ち合わせ場所にいくと、
まいまいとよっすぃ〜のほかにアヤカもいた。
私たちは少しおしゃれな居酒屋に行った。
他愛もない話しをして、
三人のときは、よっすぃ〜はこんな表情をするんだって、新鮮に見えた。
「後藤さんっていくつなんですか?」
まいまいに聞かれた。
これはちゃんと免許証を見て予習済み。
「29だよ」
「結婚されてるんですか?」
「ううん、一人だよ」
アヤカとまいまいに質問ぜめにされる。
よっすぃ〜はただにこにこと見ている。
「恋人は?」
…あれ?こいつって、付き合ってる人いるの?
私が後藤将希の中に入ってからすぐに、携帯を買い替えて、
元々の携帯は放置したままだ。やべ…。
「微妙」
言葉を濁しておこう。
「じゃあ私たちもチャンスありですか?」
「私たちって…君達?」
「はい」
「こんなおじさんでよかったら」
そうでも言うしかないよな。
結局、日付がかわるくらいまで私たちは遊んだ。
そして私の車で三人を順番に送って。
最後がよっすぃ〜だった。
よっすぃ〜はアヤカを降ろした後、寝ちゃってて。
「吉澤さん、ついたよ、起きて」
……。
だめだ。起きない。
「よっすぃ〜、起きろ」
私は後部座席のドアを開け、よっすぃ〜の頭を撫でた。
ぱちっと目が開く。
「あ…」
「着いたよ」
「はい、ありがとうございます。あの…」
「ん?」
「よっすぃ〜って…呼びました?」
「うん、呼んだ。だめだった?」
「とんでもない!嬉しいです」
「じゃ、これからもよっすぃ〜って呼ぼっかな〜」
少し茶化して言ってみる。
「もちろんです。呼んでください!」
よっすぃ〜と、一歩近づいた気がして、ニヤケながら自宅に戻った。
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