『こんばんわ』
「おお、どうした?」
『体調悪いです』
「へ?」
『筋肉ぱんぱんにはってます』
「まじ?」
『早く帰って来てくださいよぉ』
「明日帰るよ」
『ジム行っていいですか?』
「ああ、いいよ。午後にはジムにいるから」
…なんか、すごいかわいいんですけど。
こんなよっすぃ〜初めてだ。
自分が男になったが故に見えるよっすぃ〜の女の子な部分が新鮮だ。
電話をきったあと、私はよっすぃ〜にメールをした。
『電話ありがとう。嬉しかったよ。必要とされてるって、いいもんだね。
明日、飛んで帰るからね』
その言葉どおり、私は朝一番の新幹線で東京に戻った。
そして、よっすぃ〜は仕事の前にジムに来た。
「おかえりなさい」
「ただいま」
「待ち遠しかったです。あ…いや、変な意味じゃなく」
慌ててるよっすぃ〜がすごいかわいい。
「かわいいねえ」
思わず口に出してしまった。
「え…や…」
今度は真っ赤だよ。
「吉澤さん、真っ赤だよ?」
「もぉ、からかわないで下さいよぉ」
痛いというだけあって、身体の状態はよくなかったけど、
処置を施すにつれ、よっすぃ〜が気持ちよさそうにするのにやり甲斐を感じ始めていた。
そんなある日。
「あの…」
マッサージをしにきたまいまいに話し掛けられた。
「ん?なに?」
「今日の夜仕事ってあるんですか?」
「いや、八時には終わるけど」
「一緒にご飯行きません?」
「里田さんと?」
「私とよしこ…吉澤さんと」
「いいけど…」
「よしこ、後藤真希ちゃんの事故以来、すごい元気ないんです。
でも後藤さんの前ではいい表情してるから…だから元気だしてほしくって」
「OK。一緒に飯食いに行こう」
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