少し強引かなって思ったけど、
それくらいしないとよっすぃ〜は言うことを聞いてくれないから。
…ってか、泣きそうになってるよ…。
かわいい…。

「大丈夫だよ。俺に任せとけ」

そういってよっすぃ〜の頭をぱすっと撫でた。
頷いたよっすぃ〜の顔は、今まで見た中で一番かわいかった。




その日以来、フットサルの練習がなくても、
よっすぃ〜は私の勤務するジムに来るようになった。
私の…後藤将希の勤務するジムは沢山のプロスポーツ選手とトレーナー契約をしている。
そのおかげでトレーニング機器だけではなく、
コンディション管理のための設備も整っていて、
よっすぃ〜の体調管理をするには好都合だった。
毎回、カウンセリングをし、
トレーニングと同時に疲労のたまった部分のケアをして、
栄養管理までもを私が担った。


でも、決してよっすぃ〜は私の事故を忘れたわけじゃなかった。
なぜなら…。


「あの…」


よっすぃ〜は近くにきて、袖を引っ張って私を呼ぶんだ。
そう、『後藤さん』とは口に出せない様子だった。
だから、私を『後藤さん』と呼ぶ日まで、私の役目は終わらない気がした。



公式戦一ヶ月前。
私はどうしてもガッタスから十日間、離れなければいけない用事ができた。
先にパーソナル契約を交わしているプレイヤーのトレーニングに付き合わなければいけないのだ。
この時期にチームを留守にするのは辛かった。
一人一人のトレーニングメニューとケアメニューをメモにして、メンバーに持たせた。
よっすぃ〜は渡したときに、すごく不安そうな顔をした。

「何かあったらメールしといで?」
「はい…」
「何もなくてもメールしてきていいよ?」
「ありがとうございます」

私の留守中、よっすぃ〜は毎日のようにメールをくれた。
『今日は体調いいです』
『今日は膝が痛い』
『早く帰って来てください』
『会いたい…』
…あれ?
いつしかラブメールのようになってて苦笑した。
相手はトップアイドルだよ?ありえない。
適当に返してやりすごす。
そしていよいよ明日帰るという前日、よっすぃ〜はメールではなく電話をして来た。

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