あの事故がよっすぃ〜を苦しめている。
なんとかしてあげたい。
「もっと吐き出せよ」
「できません」
「みんなの前で弱いとこ見せれないとか思ってるんじゃないだろうな」
「……」
「キャプテンだからか?」
「…はい」
「キャプテンは弱音吐けないのか?そんなの間違ったキャプテンシーだよ」
「…」
「吉澤さんさ、俺がするマッサージも相当我慢してるだろ。
痛いときは痛い顔していいんだよ。もっと本音でぶつかってこいよ。
それを受け止めてやるのが俺の仕事だ」
よっすぃ〜の頬を涙が伝う。
ちょっと言い過ぎたかな…。
その涙は見ないふりをして、私はマッサージを始めた。
ふくらはぎも、ふとももも肉離れ寸前の張りがある
。
ひざもまるで油ぎれした機械のようにきしんでいる。
私は丁寧に一箇所ずつ、マッサージしていく。
痛いんだろう。よっすぃ〜の顔が苦痛に歪む。
「痛い?」
「はい…」
「どこもかしこも爆発寸前だからな」
私はよっすぃ〜の顔を見ながら力を調整する。
それでも痛いらしい。微妙に涙目になっている
。
「なあ吉澤さん」
「はい
」
「今度ジムにおいで?」
「え?」
「ここじゃ器材もかぎられてるし」
「そんな酷いんですか?あたしの身体」
「ああ、酷いよ」
「あたし、フットサル続けられます?」
「続けたいなら俺の言うことを聞け。
俺が完璧な吉澤さんのコンディション管理してやるから」
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