だけどよっすぃ〜の心の傷は癒える様子もなく、
バランスを欠いた状態でプレーするために、
筋肉にも無理が生じてきていた。
抱え込む性格をわかっている分、何も知らない将希を演じるのが辛かった。
そして大会参加が決まり、練習時間も長くなると、
よっすぃ〜は身体中のあちこちに爆弾を抱える状態になっていた。




「北澤さん、ちょっと」

ある日の練習、あまりにも酷い状態のよっすぃ〜に、
私は監督に言ってよっすぃ〜を練習から抜けさせた。


「不本意って顔してるな」
「はい、だって練習途中なのに」
「相当痛いの我慢してるのにか?」
「え…」
「プロの目はごまかせないよ?」


下をむくよっすぃ〜。


「抱え込むなよ」
「抱え込んでないです」
「嘘つけ」
「嘘じゃないです」
「心にも身体にもガタ来てるのにか?」
「…あなたに…あなたにあたしの何がわかるって言うんですか」
「ああ、わかんないよ。いつまでもあの事故のことうじうじ悩んでるやつなんてわかんないよ」
「わかりますか?あたしが後藤真希殺したんですよ?どれだけショックか…」


やっぱりね。


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