初めて二人で同じベッドで夜を過ごす。
夜中−。


「真希ちゃん…真希!真希ぃ…どこ行ったんだよ…」


よっすぃ〜の寝言で目が覚めた。


「真希ちゃん!だめ!そっち行ったらだめだってば!」


私の夢見てるの?
汗いっぱいかいて、涙まで流して。

「よっすぃ〜?」
「真希ちゃん、置いてかないで…」
「よっすぃ〜、私ならここにいるから」

よっすぃ〜をそっと抱きしめた。
はっと目を覚ますよっすぃ〜。

「あれ…真希ちゃんは…」

よっすぃ〜が私の顔を見る。

「あ、ごめんね、将…」

よっすぃ〜がじっと私の顔を見る。

「……真希ちゃん?」

私は静かにうなづいた。

「ほんとにほんとに真希ちゃん?」
「中身はね」
「真希ちゃん…会いたかった…」
「よっすぃ〜があまりにも弱ってたから後藤将希の中に入ったんだよ」
「そっか…ごめんね」
「謝るんだったら、後藤将希の中の人と後藤将希の前カノにだねえ」
「そうだよね…」
「でも気付いてくれて嬉しかったよ。
きづいてくれたから、今日限りで後藤真希の人格は封印するね」
「え…」

そんな悲しそうな顔しないでよ。

「後藤真希はずっとなかにいるから」
「うん…」
「後藤将希と共にずーっとよっすぃ〜のそばにいるから」
「絶対だよ?」

私は今一度よっすぃ〜に向き直る。
そして後藤真希の封印と一緒に約束の言葉を口にした。




「結婚しよう、ひとみ」

 

〜FIN〜

ka

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