『別れたよ』
メールを送る。
『将の家に行きたい』
レスが返って来た。
『迎えに行く』
バイクを走らせてよっすぃ〜の家へ。
タンデムシートによっすぃ〜を乗せて、恋人みたいだねって言ったら、
恋人でしょ?ってかわいく言われて溶けそうになった。
マンションに着いたら、なんだかそわそわしてるよっすぃ〜。
やっぱそうなのか?
私、よっすぃ〜をだけるの?
自信ないよ…。
そんなことをかんがえながらぼーっとよっすぃ〜を見ていたら、目が合った。
「こっちおいで?」
よっすぃ〜は素直に私の隣に来た。
じょじょに顔を近づけていく。
よっすぃ〜の目が閉じた。
静かに重なる唇。
「んん…」
よっすぃ〜の声が漏れたのと同時に開いた唇の隙間から、舌を滑り込ませる。
深く長く口づけて、私たちは一体感を楽しむ。
よっすぃ〜の手が私の頭を抱く。
「ひとみ」
「なあに?」
「いいの?」
「うん、いいよ」
緊張で高鳴る胸を押さえつつ、私はよっすぃ〜の服を脱がせた。
あらわになる白い肌に私の興奮も頂点になる。
「たまんない…」
「馬鹿…」
こんなよっすぃ〜は初めて見る。
だから余計に興奮が増す。
貪るように激しくよっすぃ〜を抱いて、
何度も何度も私たちは頂点に達した。
「はぁ…」
「将…よかったよ…すっごく」
「俺も」
心の底から笑い合った。
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