よっすぃ〜はめっちゃ泣きじゃくってて、
一向に泣きやむ気配がなくて、
ずっと「あたしのせいだ」って言い続けてる。
……もう一時間だよ?
だんだんとよっすぃ〜の声も枯れて来て…
さすがに心配になってくる。
スタッフとか、うちの家族がよっすぃ〜を離そうとするけど、
よっすぃ〜は「いやだ」って言って離れようとしない。
仕方ないな。
ダメ元でやってみるか…。
あたしはまいまいに届くように、念を送る。



『まいまい、聞こえる?ごっちんだよ』


びくっとまいまいが反応する。


『ごっちん?』


まいまいもテレパシー使えるじゃん。


『よっすぃ〜に伝えて?私は死んじゃったのはいやだったけれど、
最後に触れた相手がよっすぃ〜だったのは、嬉しかったよって』


まいまいがよっすぃ〜に耳打ちしてる。
顔をあげたよっすぃ〜はわかったって、小さな声で呟いたんだ。




でも、その日からのよっすぃ〜は食べないし眠らないしで、
どんどんやつれていった。
いや、正確には食べてはいた。
でも食べてすぐに吐いていたんだ。
さすがに私も心配で、
でも魂がこの世に残っていられるのもあと少しで、
しかもよっすぃ〜は自分のまわりをふよふよ漂っている私に、
気付く気配すらなくて、焦りを覚えた私は誰かの身体に入ることを考え始めたんだ。


その気になって見ると、世の中の人間は入っていきやすいのといきにくいのとがはっきりとわかった。
なるべくよっすぃ〜に近い人に入りたくて、
よっすぃ〜についてまわった。
そして、もうその日の夜には成仏しなければいけないって日に、
やっと入っていけそうな人を見つけて、私はその人の中に入った。


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