「…泣いてるの?」
『…ごめんなさい。でもガッタス絡みじゃ泣けないんです
…強いキャプテンでいなきゃ…』

またこの人は抱え込んでるよ…。

「泣いていいよ」
『え?』
「俺の前では泣いていい」
『でも…』
「それを受け止めてやるのも俺の役目だ。
それとも好きでもない男の前じゃ泣けない?」
『そんなこと!あたし好きですよ?あ…変な意味じゃなくて…』

慌てちゃって、かわいいヤツ。

「ただね」
『はい』
「電話で泣かれるのはツライかな」
『…だめですか』
「いや、だから電話だと俺、どうしていいかわからなくなっちゃうんだよ」
『じゃあ、あの…』
「俺の前で泣くのは全然OKだから」
『ありがとうございます』
「今、泣きたいのか?」
『すっごく…』
「出てこれる?近くの公園まで行くよ」

そして私はよっすぃ〜の家の近くの公園へ。
二人ともが娘。にいた頃はよく来たっけかな。
しばらくしてよっすぃ〜も来て、私たちはベンチに並んで腰掛けた。
私の顔を見て安心したのか、座るなりよっすぃ〜は涙を流し始めた。

「ずっと…泣いちゃいけないって…だから我慢して…」
「もういいんだよ?泣いていいよ」

私はよっすぃ〜の肩をそっと抱いた。
静かに私の肩にもたれて涙をながすよっすぃ〜。
むちゃくちゃ愛しくて、このままどこかへ連れて逃げたいって思った。
だけど所詮はタレントとスタッフで、自分からは何も言えるわけがない。
それならばせめてよっすぃ〜の言うことを全て聞いてあげたいんだ。

「よっすぃ〜」
「はい」
「いやなこと、つらいことは全て俺にぶつけろ」
「…いいの?」
「俺はそのためにいるんだから」

暫くして、泣きやんだよっすぃ〜を送って行った。
私の腕につかまりながら、ゆっくりと歩くよっすぃ〜。
私もその歩調に合わせて歩いた。

「明日、来てくれるんですよね?」
「うん、行くよ」
「ちゃんと踊れるかな…」
「大丈夫。俺が何とかしてあげるから」


そして翌日。私は娘。のツアーに帯同した。
リハが始まる前にがちがちに固める。
本当はこんな状態でライブとかやらせたくなかったんだ。
でも、よっすぃ〜が一回言い出したらきかなのはわかってるから。

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