あなたは大事な人を残して逝かなければいけなくなったならば、どうしますか?



人が死ぬのなんて、案外あっけないものなんだね。
フットサルの練習で、私たちは紅白戦をした。
わたしとよっすぃ〜は敵同士で、気持ちよくボールの取り合いをしてたんだ。
まいまいからのパスがいい感じで浮いて、私は頭で合わせに行って。
よっすぃ〜がそれを取ろうとしてたんだよね。
ガツンとすごい衝撃がして、私はゴールポストに頭から激突したんだ。
気がついたら、自分で自分の体を見下ろしている自分がいた。


「ごっちん!」


慌てて私の身体に駆け寄るメンバー、
でも私はぴくりとも動かない。

「救急車!」

スタッフが叫んでる。
『打ちどころが悪い』ってのは本当にあるんだね。
あたしが二度と目を開けることはなかった。



家族が泣いてるのが人ごとみたいに思えた。
ドアが開き、まいまいに支えられたよっすぃが入って来た。

「真希ちゃん?…ねえ…嘘だよね?…目開けてよ…お願いだから…」

そんなこと言われてもねえ…。
よっすぃ〜の手が私の身体に触れる。

「あたしのせいだ…あたしが真希ちゃんを殺しちゃった…」

そんなことないって、私のお母さんが言うけれど、
よっすぃ〜はパニクってて耳に入ってないみたい。

「真希ちゃん…一生一緒って言ったじゃんよぉ。おいて逝くなよぉ」

私の身体にぺたぺた触って。
生きてたら相当嬉しいのに。



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